年末に思う事、EC市場、さて法人数は?
年末になると増える人たち?
年末になってきて、TV番組やWEBサイトでもそうであるが、歌番組やお笑い(漫才やコントや落語)、手品などが増える。
プロやセミプロたちのかき入れ時なんでしょうね。それはライブか録画かまでは知らないし、あまり興味もわかない。まあEC通販業界も多くは11月後半からクリスマス需要がピークの場合が多く、もちろん違うシーズン商品も多いのだが、大手モールのセール合戦やボーナスやギフトや年末年始需要など。
さて、そのプロたちにもレベルがあり、超売れっ子から地方営業中心の方や、ミニミニライブ的な方々まで。その商品としての品質は分かりかねるが、売れっ子は世間や時代に受け入れられている、という事は間違いないと思う。
やはりマーケティング。空いている市場とか満たされていないニーズとか、トレンドの先取りとか、差異化を意識した自分ブランディングなどと感じる。
何人いるのか?その法人数は?
ところで、そのプロたちは何人ぐらいいるのだろうか?
例えば、「吉本所属タレント数」と検索すると6,000人!、それ以外の芸能プロダクションも多いし、笑いと売りにするタレントも多い。
こちらも調べる気にはなれないので、国が認めた(国家資格など)を持つプロは、例えば教員数。約100万人!学校法人数と検索すると8,000弱ではあるが、学校数にすると58,500らしい。
わがEC業界はどうかと言うと、公式資料では市場規模についてのレポートは有名で、物販で13兆円を超えて、EC化率が8.6%。ただし企業数への言及は見当たらない。商業統計では小売業の商店数は140万!超で、規模は146.5兆円で従業員数は約735万人(労働人口6,860万人に対して、10.7%)。
2020年小売業販売を振り返る2020年小売業販売を振り返るwww.meti.go.jp
この小売業の資料を見ても、EC通販業はない。というか、無い。
この次の2021年では、150兆円。
2021年小売業販売を振り返る|その他の研究・分析レポート2021年小売業販売を振り返る|その他の研究・分析レポートwww.meti.go.jp
その他の小売業103兆円の中に「無店舗小売業」が一番下に書いてある。
ちなみに百貨店・スーパーが19.9兆円(スーパーが15兆円)、コンビニ11.7兆円、専門量販店3業態(家電・ドラッグ・ホームセンター)で15.3兆円。
先ずは、その他が103兆円って、7割近くがその他なのか!と突っ込みたくなるが、小規模が多いのでしょうね。それにEC通販と特定するのは難しすぎる。
我がEC通販業界の法人数は?
なので、専門家であるお知り合いのアナリストさんに助けてもらった。
結論的には30~35万の事業所/会社数ではないだろうか?とのこと。
普段から20万社では少ないよな、と感じていた私は腑に落ちた。
もちろん、個人事業で無料カートやモール、はてはC2Cサイトで商売のようにされている方は除く。サイト数やショップ数ではあまりにも重複が多く、サイト上の多店舗展開は当たり前。そして、有店舗+EC。業態は違うがフードデリバリーや電子決済はECか?と言い出すと別の話になるし。
助けてくれた専門家さん、スペシャルサンクス!です。
株式会社デジタルコマース総合研究所 – デジタルコマース総合研究所は ECを含むデジタルコマースに特化した 日本初のシンクタンクです。dcri.jp
最後の年末に思う事としては、書き出しのプロの数々はものすごい競争なんだと思う。そしてEC通販企業が30万社以上という事は推して図るべしで、競争激化だからこそ、個性やポジションや規模感を意識して、お客様やスタッフに良いことを!
DTC運営やクライアント様へのコンサルティングやAmazonを始めとしたEC運用サービスを心掛けたいと思う年末。