熱意と愛を持って仕事して頂く方とご一緒に。

やる気ホルモン、ドーパミンのこと

 スポーツの秋となり、国内外の大きな大会がTVニュースやネットでも良く取り上げられている。
アスリート達が良く口にする「強い気持ちを持って試合にのぞみました」や、「まず気持ちから負けないようにしました」などの言葉。精神論に留まらず、どうやら心身共に影響が強いようだ。
 そう思ったのは、宇宙環境での生物実験。回虫という生物を使い、ドーパミンの量を測定したらしく、無重力環境の宇宙ステーションとその中で重力1Gを発生させる機械の中での実験。1G環境の方が「やる気ホルモン」との言われるドーパミンの量が明らかに多く出ると。また無重力環境でも何かの物体に触れさせるとドーパミンは増えるとも。このTV番組のメインテーマが宇宙(環境)だったのだが、地球にいて実験を担当した方のコメントとしては、皮膚で作られるメラニンの生成過程でドーパミンの中間体ができる、という事も知られていると。

※弊社では化粧品のDTCも手掛けているので、つい自分の興味がある事をメモとして追加してしまいました。

熱意や愛情を持って仕事をしていただく

 さて、仕事との関係。社内の事業責任者や担当者はもちろんのこと。外部の協力会社さん(以下はパートナー企業と書く)にも、お願いしている仕事に熱意と愛情を持って取り組んでいただく事は重要。
 私のいるEC通販業界としては、やはり経費率の高いところの担当者が重要。窓口になっていただく方の思い入れは当たり前だが、その先のスタッフの方にも自社(クライアントであるEC通販企業)の事やその商品やサービスを好きになっていただく必要があると強く思う。そのパートナー企業の社内環境やルールなどにもより、簡単では無いケースも出てくるとはいえ、経費率の高い広告業務、商品製造、システムや物流、更には決済代行など。
 担当者が不在で、カスタマーセンター対応であったり、発注規模が小さく専任の担当者が不在などもあるであろうが、プラットフォーマーでさえ、直接お話しできる方やメールや電話でコミュニケーションが取れる方を見つけるクライアント側の努力も必要ではある。担当者やスタッフの性格や仕事への取り組み方をどう見せるのか?などの違いはあるはずで、静かに闘志を燃やすタイプもいるし。
 スポーツの場合や実験の場合は結果が出る。それが数値などで分かりやすい。仕事では明らかな納期があるとその時の結果で評価はできるが、継続的な仕事であれば、どう評価するのか?

目標値を共有して、パートナー企業を巻き込む 

 仕事結果の評価や判断をする場合は、やはり数値に置き換えておき、それをパートナー企業にも共有する事が重要。そのパートナー企業の役割にもよるが、弊社のような事業コンサルティングや販売代行などの場合は、数値の共有がないと、そもそも仕事としてはお受けしないし、期間や業務内容などからいくつもの数値を共有する。分かりやすいのは当月や将来の売上額や利益など。また目指すべき各業務の数値なども。
 熱意や愛を持って仕事をしていただくと、新しいアイデアや工夫が出やすい。通常では動きにくい先方の社内が活性化している様子が感じられたり、共有した目標値に届いていない場合も期間の途中や、その後の改善策なども考えてもらえたり、そこに気持ちが通じ合ったり。なので、そうなっていただく努力も双方には必要となり、普段のコミュニケーションも重要。
 そのコミュニケーションから先方の仕事の仕方や目標達成のための方法なども。例えば商品原価や資材や燃料などかどんどん上がる、また輸入品などは為替で大荒れなども。なので、単純に原価ダウンなんていうのは交渉にもならず、例えば原価が下がる可能性の高くなる生産数や、そのパートナー企業でも他の工場へ仕事を移すことで中間の輸送費や海外であれば人件費なども。これも本来の仕事であるのだが、アスリートの練習のようにテーマを決めて、もしくはテーマを探しながら個別に強化していく必要もあるかと。

理想は相思相愛か広い意味でもファミリーでしょうか?
出来れば、信頼のおける経営者や事業者仲間から、ご紹介をいただいたり、複数社でお会いする場づくりを心がけたり、仕組みを作ってしまったりなども。

DMGC法人会員制度のご紹介

蛇足ながら、もうお亡くなりになられた大経営者様からは小さいや大きいは気にされず、理想に向かって努力や工夫を繰り返していく事の方が重要ですよ、と励まし教えていただいた事も追記しておきます。

今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!